人間性教育
❖ポテンシャルを定義する ポテンシャルを辞書で引くと「潜在的な力」「可能性としての力」だそうです。今は力はないけど将来的に力を発揮する可能性が高いということでしょうか。新卒採用にあたり人事はそのポテンシャルを見極めることに躍起になっています…
自己PR等でリーダー経験を語るとき、ちょっとずれてないかと思ってしまう学生がたまにいます。「チームの要としてチーム全員を引っ張って良い方向に導いた」と言う方々です。 学生と言う同質の集団で、同じ学年の仲間たちがいる中で、なぜ「導いた」などと一…
「受け入れることが大切」って言うけど、全てを受け入れていたら、身がもたない。全てを受け入れるなんて神様にしかできないこと。そんなふうに言ってくる学生がいます。 確かに、その学生の考える「受け入れる」と言うことをすると身がもたないのだと思いま…
面接練習などで学生が良く「若さが武器です」「若い感性が大事だと思います」などと話してくるのですが、これを聞くと「なんだかな」と思ってしまいます。確かに「若さ」は素晴らしいことです。でも、若さを定義することなくこの言葉を使われると私達おやじ…
今日、学生がチームワークについて語った自己PRを持ってきました。その学生と話す中で「チームとグループの違い」についての話になりました。辞書的に言うとチームは「ある目的のために協力して行動するグループ」グループは「仲間・集団」となります。こ…
素直さがは受け入れることと話しましたが、うまく受け入れると言葉は魔力を持ちます。この「言葉の魔力を上手く使え」は面接での文言を注意するときによく言う言葉です。言霊とか言いますが、言葉には素晴らしい魔力があります。それは、使い方一つで敵にも…
「先生の教え方が下手だからわからない」「学生が真面目にやらないから授業が上手くいかない」こんな空気が渦巻いた授業ってどう思いますか。また、「私の理解力がダメだから先生の言っていることが理解できない」「私の教え方が下手だから学生が理解しない…
学生たちが良く「この授業、将来の役に立つかわからない」などと言ってくることがあります。特に、高校までやってきた英数国理社的な授業に対しては強くそのように思っている学生が多いです。さて、それではなぜ学校でそのような授業を行うことになっている…
社会人に必要な様々な能力「責任感」「協調性」などは「そんなこと社会に出なければわからない」「働いたこともない人間にそれを教えようとしても無理だ」と仲間によく言われます。学校の教員として、なんか悔しいので、反論してみました。 「社会人になった…
講義をする中で学生に「わかった?」と聞くと、多数の学生は元気に「ハイ!」と答えてくれます。このときにいつも私が言うセリフがあります。「ハイというのは素直じゃない!素直になれ!」です。講義中に何回も言っているので、最近はそのセリフに対してハ…
学生が先日就職セミナーに参加して「主体性と自主性」について講義を受けてきたようです。内容を聞いて良いセミナーをしてくれるなと感心しました。学生達は「主体的に行動しなければ…」という気持ちを強く持って帰ってきてくれたので、主体的に動くために必…
「やりもせんに」本田技研の創始者本田宗一郎の口癖だったそうです。昭和の時代の言葉ですが、正解のある仕事がコンピュータに取って代わり、社内に残った単純作業はアウトソーシングされ、正社員が取り組む仕事は正解のないチャレンジングな精神が必要なも…