戸田塾 =面接のすすめ=

新潟公務員法律専門学校就職室長が語る面接で勝つ方法

受け入れると言葉の魔力が味方になる

素直さがは受け入れることと話しましたが、うまく受け入れると言葉は魔力を持ちます。この「言葉の魔力を上手く使え」は面接での文言を注意するときによく言う言葉です。言霊とか言いますが、言葉には素晴らしい魔力があります。それは、使い方一つで敵にも味方にもなるものです。

ちょっと例をあげてみます。誰かのために何かを一生懸命やってうまくいかなかった時に出てしまいがちな言葉です。

「なんでこんなに一生懸命頑張っているのにわかってくれないの」この文言では相手は批判されたと感じて拒否されるのがおち。「どんなに一生懸命頑張っても全く上手くいかないからしょうがない」この文言では相手はどう対応したらよいかわからない。

人は自分の鏡です。自分が批判的であれば相手も批判的になる。自分が諦めれば相手も諦める。魔力がマイナスに働いた例です。言葉を味方にするには、まず受け入れることが大切です。

何かを一生懸命やってみたが、上手くいかない。努力しているのに成果が出ない。まずはそこを受け入れましょう。受け入れたうえで言葉の魔力を上手く使いましょう。「一生懸命頑張っているんだけど上手くいかない。どこがまずいのだろう。一緒に考えてもらえないかな」こんな言葉であれば、相手は相談にのろうという気になってくれないでしょうか。相手に頼ると相手は一緒に考えてくれるものです。もしかすると道が見えるかもしれないと思いませんか。

何回か受け入れる素直さについて語ってきましたが、素直な反応をする学生ほど面接には強いです。それだけではなく社会人としても強い人間になれます。今回は受け入れることについてどういうことか紹介しました。

人は自分の鏡です。何か行動を起こす時、一度自分が現状を受け入れているかどうか確認してみませんか。そうすることによって周りからも受け入れられる人間に一歩近づくはずです。